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地球に優しく − 気になる新聞記事から

2009年の記事より

[ 謎の病 サンゴ守れ・・・慶良間 ]

沖縄県の慶良間諸島で、海の華とも呼ばれるソフトコーラル(軟体サンゴ)に謎の病気が広がっている。絡まった髪の毛のような塊が表面につき、次第に広がる。放置すると本体が窒息しバラバラに砕けてしまうといい、ボランティアの地元ダイバーが塊の除去作業を続けている。

病気になっているのはソフトコーラルの一種アミメヒラヤギ。沖縄工業高等専門学校の山城秀之教授の調査で、塊はシアノバクテリアという細菌とわかったが、なぜ広がっているのかは不明。数年前から目立ち始めた。シアノバクテリアは一部が固く張り付いていて、完全に取り除くのは難しいという。

2009年11月02日 読売新聞

  • 2009/10/23  ニホンアワサンゴ白化、死滅
  • 周防大島町の南東沖にあるニホンアワサンゴの群生地で、一部が白化して死滅していることが、保護活動に取り組む同町立明新小教頭、藤本正明さん(55)らの調査で分かった。藤本さんは「原因がはっきりしないので、詳しく調べたい」と話している。(小園雅寛)
  • 2009/10/17  温暖化で水没したら…潜水スーツで「海中閣議」
  • 【ニューデリー支局】地球温暖化で海面が上昇し、将来、水没する恐れが指摘されているインド洋の島国モルディブで17日、ナシード大統領や閣僚14人が海に潜って、初の「海中閣議」が開かれた。深さ約5メートルの海底にテーブルとイスが並べられ、潜水スーツをまとった閣僚が着席。ナシード大統領の手の合図で始まった閣議は30分にわたり、全員が防水加工されたペンで、各国に温室効果ガスの排出削減を求める文書に署名した。
  • 2009/10/11  名護の絶滅危惧アオサンゴ、6〜7割が白化
  • 沖縄県名護市の大浦湾で、世界的に貴重とされるアオサンゴの大群落に、枯死につながる可能性がある大規模な白化現象が広がっていることが分かった。水深の浅いところでは全体の6〜7割が白化していた。11日、日本自然保護協会などが現地調査を行って確認した。
  • 2009/10/05  ダイバーからサンゴ守れ…沖縄・慶良間で「半減」規制
  • 世界有数のサンゴ礁を誇る慶良間(けらま)諸島(沖縄県渡嘉敷村、座間味村)周辺海域で、来年4月以降、ダイバーの立ち入り制限が実施される見通しになった。オニヒトデの食害などで激減したサンゴ礁を、ダイバーが傷つける被害が後を絶たないためで、エコツーリズム推進法に基づく全国初の規制となる。両村はダイバーの数を現状の半数に制限する「総量規制」を行い、水深30メートルより浅い海でのダイビングには、村の承認が必要となる。環境省など4省が近く、両村の計画を承認する。
  • 2009/09/19  新潟で放流のウミガメ、高知へ2千キロの旅
  • 2009/09/18  大漁呼ぶジンベエザメ、無事に沖へ帰る
  • 2009/09/08  ウミホタルで発光たんぱく質、がん発見に期待
  • 2009/09/06  流れるアジの群れ 越前海岸沖
  • 2009/08/16  養殖タツノオトシゴが5000匹…鹿児島
  • 2009/08/14  「朝・夕まずめ」…釣りの常識、科学的に解明か
  • 2009/08/09  絶滅危機のハミルトンガメ…人工繁殖に成功
  • 2009/08/02  ミナミマグロ 稚魚育った 40匹250グラムに 完全養殖弾み
  • 2009/07/29  大発生の勢い!エチゼンクラゲ、対馬沖に
  • 2009/07/18  アオリイカ、移植アマモに産卵…東京湾で確認
  • 2009/07/11  オニヒトデでマダイすくすく…粘液がストレス緩和
  • 2009/07/09  超深海9000mの楽園、ウミユリ群生

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