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魚のヒミツ−今までお寄せいただいた質問について

Q3 「熱帯」でない沖縄に「熱帯魚」がいるのはどうして

沖縄で見られる魚も大きな意味では熱帯魚なのです。 (Q2.熱帯魚の定義についてを参照して下さい)

ちょっと話はそれますが、死滅回遊魚というものはご存知でしょうか。初夏から秋にかけて、亜熱帯の海(沖縄、台湾など)で生まれた、チョウチョウウオやスズメダイ等の魚の卵や稚魚が太平洋岸を流れる黒潮に乗って、本州中部あたりまで流れ着きます。彼等はそこで成長するのですが、冬の低水温に耐えられず、そのほとんどが死んでしまいます。この魚たちのことを死滅回遊魚と呼んでいます。この時期になると、東京湾や伊豆の海でも普段は南方の暖かい海でしか見られないような魚たちに出会うことができます。

「黒潮の流れ」は、このような死滅回遊魚と言われる魚たちに大きな影響を与えています。

[日本の海水魚]
持ち運びやすいコンパクトサイズの図鑑ですが、日本近海の海水魚1246種を掲載。海に出かける時はいつも携帯しています。