鯛のかぶと煮
材料 (2人分)
- 鯛の頭 1尾分
- しょう油 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 酒 0.5カップ
- 水 1カップ
- しょうが 1カケ
作り方
- 鯛の頭のウロコを取り除き、包丁で半分に割る。
- 鍋にお湯を沸かして鯛の頭をくぐらせて、ただちに冷水に取り、丁寧にウロコや汚れを取り除く。
- 鍋に材料の水、酒、砂糖、しょう油、みりんを入れて一煮立ちさせる。
- 煮立ったら、鍋を火から下ろし、鯛の頭を表になる方を上にして、重ならないように並べる。
- スライスしたしょうがを加え、落し蓋をして強火にかける。
- 煮立ったら中火にして、時々煮汁をかけながら15分ほど煮る。
- 器に盛って、煮汁をかけ、あれば木の芽や白髪ネギを飾ってできあがり。
メモ
魚屋に行くと大きな鯛は結構いい値段で売られているが、このお頭は安くてお買い得だ。鯛の頭が手に入ったら、煮付けにしたり蒸し料理にしたり汁物にしたりと色々な料理ができる。鯛からは良いダシも出て実に美味いと思う。
鯛の骨は硬くて頭を二つに割るのに苦労することがあるが、歯の中心部分から頭頂部に向かった包丁を入れると、スーッと簡単にきることができる。買う際に魚屋さんで切ってもらってもよいだろう。
鯛のお頭には楽しみもある。店頭で見かけるお頭には大抵は胸ビレの部分まで付いている。この胸ビレの周りの肉は特に美味しいのだが、その先には更にお宝も潜んでいる。それが「鯛の鯛」である。この「鯛の鯛」は縁起物とされることもあり、鯛のかぶと煮を食べるときの楽しみでもある。
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