クラカオスズメダイ Amblyglyphidodon curacao
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クラカオスズメダイ Amblyglyphidodon curacao
- 〔標準和名〕 クラカオスズメダイ
- 〔英名〕 Staghorn damsel, Clouded damselfish
- 〔分類〕 スズメダイ科
- 〔学名〕 Amblyglyphidodon curacao
- 〔体長〕 7cm
- 〔分布〕 西部太平洋
- 〔生息域〕 サンゴ礁域 (水深 〜40m)
- 〔撮影地〕 沖縄−慶良間
- 〔撮影日〕 2009/06/28
サンゴの周りをチョロチョロと泳ぐ姿を見かけますが、見ての通りとっても地味なスズメダイで、印象に残りづらいヤツです。しかも、デバスズメダイなどの群れに紛れて泳いでいることも多いため、ますますもって目立たないのである。でもそれが生き残っていくための、彼等なりの智恵なのかもしれません。
余談ですが、名前の「クラカオ・・・」って、どうしてこんな名前が付いたのか、不思議で色々と調べてみました。学名にある[curacao]をそのまま和名にしたというのが有力のようですが、英名にも[Clouded](曇った、ぼんやりした)という名も付けられているように、見た目の印象が、暗い顔をしたスズメダイ(光の加減にもよりますが、口先から頭部にかけて黒っぽく見える)であることから名付けられた説も考えられます。いずれにしろ、名前をつけるということは大変な作業のようですが、貴方ならどんな名前を付けますか?