キヘリモンガラ Pseudobalistes flavimarginatus
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キヘリモンガラ Pseudobalistes flavimarginatus
- 〔標準和名〕 キヘリモンガラ
- 〔英名〕 Yellowmargin triggerfish
- 〔分類〕 モンガラカワハギ科
- 〔学名〕 Pseudobalistes flavimarginatus
- 〔体長〕 40cm
- 〔分布〕 インド洋、西部太平洋、紅海
- 〔生息域〕 サンゴ礁域 (水深 〜50m)
- 〔撮影地〕 沖縄−慶良間
- 〔撮影日〕 2010/07/18
体長が60cm近くまでなる大型の魚です。モンガラカワハギの仲間は普段はとっても臆病な魚ですが、産卵期になるとなぜかガラリと性格が変わります。自分より大きな相手でも、テリトリーに入るや否や、大きな歯をむき出して攻撃をしてきます。中でもゴマモンガラが凶暴で有名ですが、このキヘリモンガラもそれに劣らないほど怖い存在です。でも、それも自分たちの子孫を守るための本能なのです。触らぬ神に祟りなしではないですが、卵を守る彼等の姿を見かけたなら、近づかないことです。誤って彼等のテリトリーに入ったならば、ダッシュで逃げることです(^^;
この時はとっても大人しく、こちらがカメラを向けると、サッサとどこかへ逃げていってしまいました。彼等の体は全体に白っぽく、名前の通りヒレの外側が黄色く彩られています。大きく頑丈そうなウロコもしっかりとその模様が見て取れます。