キツネウオ Pentapodus caninus
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キツネウオ Pentapodus caninus
- 〔標準和名〕 キツネウオ
- 〔英名〕 Small-toothed whiptail
- 〔分類〕 イトヨリダイ科
- 〔学名〕 Pentapodus caninus
- 〔体長〕 4cm
- 〔分布〕 西部太平洋
- 〔生息域〕 サンゴ礁域 （水深 〜30m）
- 〔撮影地〕 沖縄−慶良間
- 〔撮影日〕 2010/07/17
オッ！これは「ヒレナガスズメダイ」かと思ったのですが、よく見ると様子が違います。鮮やかなブルーに黄色のラインのコントラストがきれいな魚です。まだ幼魚で小さな個体でしたが、目の前を泳ぐ姿はとても印象的です。スーッと泳いでいたと思うとピタリと止まったりと可愛らしい泳ぎ方をします。
以前からよく目撃されてはいたものの、最近まではっきりと種を特定されずおり、図鑑にもあまり載っていませんでした。そのため「キツネウオ属の一種」とされていた魚です。ようやく名前も付いてきっと彼等もホッとしていることでしょう(^^; 魚の命名も大変な作業のようですね。
これに良く似た魚に「ヤクシマキツネウオ」というヤツもいるのですが、海の中ではなかなか区別が付け難い。青に黄色のラインは一緒なのですが、黄色のラインの模様が若干違うようです。まだ写真に収めていないのでその紹介はまたの機会ということで。