シマオリハゼ Vanderhorstia ambanoro
1
シマオリハゼ Vanderhorstia ambanoro
- 〔標準和名〕 シマオリハゼ
- 〔英名〕 Twin-spotted shrimp-goby, Ambanoro prawn-goby
- 〔分類〕 ハゼ科
- 〔学名〕 Vanderhorstia ambanoro
- 〔体長〕 7cm
- 〔分布〕 インド洋、西部太平洋
- 〔生息域〕 サンゴ礁域 (水深 〜30m)
- 〔撮影地〕 沖縄−慶良間
- 〔撮影日〕 2008/07/01
なにやら遠くの方でモヤモヤと白い煙のようなものが立ち上っているように見えます。近づいてみるとシマオリハゼが二匹、巣穴から顔を出していました。どうしてこんなに細かな砂を巻き上げているのだろうと見ていると・・・シマオリハゼの脇からエビが顔を出してきました。原因はコイツです。共生しているエビがせっせと砂を運び出しています。エビが顔を出すたびに細かい砂が舞い上がり、巣穴の入り口辺りが白く濁っていました。生憎エビが顔を出している時の写真を取り逃がしてしまいましたが、それにしても大きな穴をよく掘ったものです。
シマオリハゼの特徴は、体側の上半分に褐色の斑点があり、ヒレが青く縁取られ、特に胸ビレの青ははっきりとして鮮やかです。テッポウエビと共生している姿をよく見かけます。