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ハゼの仲間

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ハゼひと口メモ

ひと口にハゼと言ってもこんなに沢山の種類がいます。でも、意外と地味な存在。あまり沢山いるために却って注意して見ないのかもしれません。しかし、彼らをじっくり見ていると非常に面白い行動をとります。

ハゼの仲間は世界で2000種に及ぶと言われています。その内、日本においては約340種のハゼが住んでいるようです。また、熱帯・温帯の地域の至る所に分布し、日本では北海道から八重山諸島にかけて広い範囲で見られます。

彼らの棲家は、岩礁、砂地、干潟などなど様々な環境に適応し、あるものは、人間の捨てた空き缶や空きビンを棲家としたり、エビの掘った穴に居候させてもらったり、これまた様々です。特に興味深いのは、テッポウエビとの共生で、多くの種類が存在します。ハゼはエビの掘った巣穴に住ませてもらう代わりに、巣穴の近くで危険が来ないか常に警戒を怠りません。もし、危険が迫ると、ヒレを使って直ちにエビへ信号を送ります。彼らの行動はいつまで見ていても飽きません。

食用としてのハゼは、その種類も多く、天ぷら、空揚げ、佃煮、刺身など美味しく頂ける魚ではないでしょうか。特にマハゼは釣りの対象としては人気もあり、天ぷら、刺身は絶品です。

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