ノドグロベラ Macropharyngodon meleagris
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ノドグロベラ Macropharyngodon meleagris
- 〔標準和名〕 ノドグロベラ
- 〔英名〕 Blackspotted wrasse, Leopard wrasse
- 〔分類〕 ベラ科
- 〔学名〕 Macropharyngodon meleagris
- 〔体長〕 7cm
- 〔分布〕 インド洋、中・西部太平洋
- 〔生息域〕 サンゴ礁域 (水深 〜30m)
- 〔撮影地〕 沖縄−慶良間
- 〔撮影日〕 2009/06/29
慶良間の海では珍しい魚ではありません。どこにでもいるベラの仲間ですが、なんだか気になる魚です。薄い葉っぱのような体型で、青緑の地に黒い斑点を全体にまとった、なんとも派手なヤツです。すばしっこいヤツでなかなかじっとしていてくれず、チョロチョロと泳ぎ回るので、カメラに収めるのに手こずる魚です。
コイツを見ると思うのですが、どうして君の名前は「ノドグロベラ」なの?どう見たってノドグロって名前は合わないような気がしますよね。
英名は[Blackspotted wrasse]、黒い点のあるベラです。まさしくその通り、これはしっくりときます。それに比べて和名の方は・・・?この「ノドグロ」って名前は、もしかすると一夜干しにすると、とっても美味しい「アカムツ」、別名「ノドクロ」と同じ理由からきているのかな。ちなみにアカムツは口の中が黒いことからこう呼ばれています。ノドグロベラの口の中も確認してみたい所ですが、ウ〜ン、コイツの小さなおちょぼ口の中をのぞくのは大変だぞ(^^; それともそれとは全く違う理由からそう呼ばれているのか・・・疑問だ。