幼魚と成魚-幼魚と成魚の比較 1 | 魚のヒミツ


幼魚と成魚の比較

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いくつか例を挙げてみました。その劇的な変化に驚かれることでしょう。
(写真左:幼魚 / 写真右:成魚)

フタスジタマガシラ

フタスジタマガシラ 幼魚 フタスジタマガシラ 成魚

幼魚の頃は黄色に黒いラインの入る可愛らしい姿だが、大人になると黄色が背ビレ部分に残るだけとなり、顔つきも精悍だ。幼魚はヒゲニジギンポ(有毒魚)の動きや姿に擬態しているといわれている。食べても「まずいぞ」というわけだ。


ハマクマノミ

ハマクマノミ 幼魚 ハマクマノミ 成魚

鮮やかなオレンジ色に白いラインが目印のハマクマノミであるが、幼魚の頃はラインが2~3本入る。そして成長にともないラインが消失して目の後ろにある1本になる。クマノミ類は雄性先熟の性転換をする魚として有名です。雄に比べて雌は大きくペアでいる場合の雌雄の判断は容易である。


ホシゴンベ

ホシゴンベ 幼魚 ホシゴンベ 成魚

名前の通り顔に星がたくさんあるゴンベの仲間だが、幼魚の頃はまだその星もはっきりとしない。また幼魚の頃は派手な赤い色をしている。これでは反って目立ちそうなものだが、ホシゴンベはどちらも生息域が同じことから、縄張り争いを避けるために、こんな派手な格好をすることで、他のホシゴンベに向かって私は「ホシゴンベじゃないです、あなたの敵ではありません」とでも言っているのだろうか。


キツネアマダイ

キツネアマダイ 幼魚 キツネアマダイ 成魚

幼魚の頃はチョロチョロと動き回り、なかなか写真に撮りにくいのだが、成魚はダイバーが近づいても悠然と泳いでいる。幼魚の姿から想像するに、ソメワケベラに似せているのではないだろうか。またソメワケベラの他にクリーナーで有名なホンソメワケベラに似せる魚は他にも何種類かいる。クリーナーに似せることで捕食者の目をごまかしているのだろう。


クロユリハゼ

クロユリハゼ 幼魚 クロユリハゼ 成魚

大人になると黒いスカートを履いている様なシックな姿になるのだが、幼魚の頃は着飾っているように見える。しかし良く見ると半透明で体が透けて見える。色彩の鮮やかなサンゴ礁の海では反ってこの方が周りの風景に溶け込み見つかりにくいのではないだろうか。

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