魚の五感-嗅覚 | 魚のヒミツ


嗅覚 魚にも鼻があった!

魚は水中で匂いを感じ取ることができるのでしょうか?

魚の鼻

魚の顔を正面からジッと見ていると、吻(口)の上側に左右それぞれ一対ずつ小さな穴が開いているのに気付かれると思います。これが魚の鼻孔であり、前鼻孔、後鼻孔とそれぞれ呼ばれます。前鼻孔はヒトの鼻の穴に当たります。また、この鼻孔はヒトとは違い、呼吸には関与しておらず口腔内とは通じておりません。前鼻孔と後鼻孔がトンネル状に通じており、ここを水が通る際に臭いを感じます。

タカノハダイの鼻孔 トラウツボの鼻孔

(写真左:タカノハダイの鼻孔 / 写真右:トラウツボの鼻孔)

ちなみに、この前鼻孔と後鼻孔が発達した魚にウツボがいます。ハナヒゲウツボは前鼻孔が花ビラのようになり、トラウツボは後鼻孔が角のように突出しています。この事から、ウツボは嗅覚の鋭い魚と考えられます。

魚の感じる匂い

水中生活をする魚が匂いを感じるという事にピンときませんが、ヒトが空気中に漂う揮発性の匂い物質を鼻孔で捉えるように、魚は水中に漂う水溶性の匂い物質を感じ取ります。従って、ヒトが匂いを感じない物質でも、魚は水に溶けるものなら匂いとして感じ取ることが出来ます。魚は匂いを感じ取ることで、餌を捕ったり、生殖活動をしたり、群れで行動したり、海から川へ遡上したりすると考えられています。

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